「優しいと言われるのに恋愛が続かない」「婚活してもなぜか選ばれない」「こんなに気を使っているつもりなのに」
そんな悩みを抱えていますか?
実は“優しすぎる”ことが原因で、女性を惹きつけられず、距離を縮めにくくなっているケースが多いんです。
この記事では、優しすぎる男性・気を使いすぎる男性が、婚活でうまくいかない5つの理由と女性の本音、婚活で選ばれるための解決策などを紹介します。
相手任せで決められない優しさも、良かれの先回りが押しつけに見える優しさも、直せば結果は変わります!

優しさとは何か?
そもそも「優しい」とは何か?を考えてみましょう。
- 思いやりがある:相手の気持ちを汲み、負担をかけない配慮ができる
- 情が深い:状況や感情に共感し、寄り添える
- 温厚:穏やかで包容力があり、安心感を与える
- 尊重する:価値観の違いを受け入れ、否定しない
- 見返りを求めない:打算なく相手の幸せを願える
結果、一緒にいて落ち着く・安心する人であることは間違いありません。
「気遣い」も同じですよ。
では、なぜ“理想の夫像”に近いはずの優しい男性が、婚活で選ばれにくくなるのか、それには理由があるんです。
もちろん、収入・経済力なども大きな要因ですが、ここでは「性格」や「言動」として考えて下さいね。
優しすぎる男性が婚活でうまくいかない5つの理由

また、「良かれ」の先回りが「押しつけ」になる場合は、せっかくの優しさが魅力として発揮できません。
【1】合わせすぎて「自分の軸」が見えない
あなたの配慮は長所です。でも、何でも「任せるよ」「どっちでもいいよ」という気遣いの言葉は、女性からは「決めきれない人」「頼りなさそう」「男らしさが感じられない」と映りやすくなります。
好かれるのは、相手を尊重しつつ自分の意見を言える「男らしい男性」です。
優しいがために相手を配慮しすぎて、肝心な時に押せない・押してくれないと感じさせてしまうのも原因のうちの1つです。

【2】優しいけど面白味がない
あなたは、常に「相手にどう思われるか不安」「嫌われたくない」と考えていませんか?
- どう思われるかわからないから言葉数が少なくなる
- 嫌われるかもしれないから積極的に誘えない
- 自分の意見を押し通すと嫌われそうだから、気を使ってしまう
- 元々が穏やかな性格だからガツンとしたパワーのある言動ができない
そこで女性の目に映るのは「面白味がない」「つまらない」男性という場合も…。実は、女性は常に「刺激」を求めているので、面白みがない男性には心が動きにくいんです。

「自分軸をもっている」「自己肯定感が強い」「心に余裕がある」「前向きで楽観的である」「自信に満ちている」モテる男性の基本です!
【3】“優しさの伝え方”が自己満に見える瞬間がある
優しさ・気遣いに恩を着せているように感じさせる言葉を発していませんか?
たとえば、女性の希望を聞いて約束したデートのとき、「今日は本当は会社で残っている仕事を済ませなければいけなかったんですが、あなたのために何とか夜中に仕上げたんです。いやぁ、徹夜してがんばったんですよ。」
その言葉を聞いた女性にとっては、恩着せがましい「偽物の優しさ」や「優しい俺!」というただの自己満足に映ってしまうかもしれません。

【4】女性が物足りなさを感じる
女性は、結婚相手に「優しい男性」「気遣いのできる男性」を好むのは間違いありません。
ですが、「誰にでも優しい」=「自分はあなたにとって特別ではない」と感じるのも、実のところ原因でもあるんです。
恋が動くのは「私だけに向けられた特別な優しさ」を感じたとき。公平さは敬意を得ますが、ときに“恋のスイッチ”を押せません。
人によって態度を変える人は論外ですが、街ゆく通りすがりの女性にも私にも同じ優しさを向ける、じゃあ私じゃなくてもいいのね…と感じさせてしまうケースもあるんです。

【5】「良かれ」の先回りが“押しつけ”に見える
相手をラクにしたい気持ちから、段取りや提案をすべてあなたが決めてしまう。あるいは「その方が絶対いいよ」と正論で押してしまう——この“良かれ”は、ときにコントロールや押しつけに見えてしまいます。
- NG例(言いがち) 「忙しいでしょ?◯◯はもう予約しておいたから」「××の方が絶対いいって。任せて」
- どう映るか 「私の意見は要らないのかな」「ありがたいけど、ちょっと息苦しい…」
ちなみに、過剰な気使いは「ホワイトハラスメント」と言われることもあります。
※ホワイトハラスメント=善意や配慮を理由に、相手の選択や意思決定を無自覚に奪ってしまう関わり方のこと。

優しい男性が婚活で選ばれるための3つの解決策
自分の意見を出し、小さな意思決定でリードする
デートの日、何を食べようと相談になった時「何でもいいよ。任せるよ」が女性がもっとも嫌う言葉です。きちんと自分の意見を主張しましょう。
女性はお寿司、あなたはお好み焼きと意見が異なってしまったとき…
「ジャンケンで決めませんか?」と言ってみましょう。もし、女性が負けてしまったら「3回勝負にしましょう!」と女性を勝たせてあげてください。
何回じゃんけんしてもあなたが勝ってしまったら「実はこの勝負、負けたもん勝ちなんですよ。」そこで見せたあなたの優しさと笑顔は、女性のハートを鷲掴みです!
優しさとユーモアを感じさせながらも、「次回はお好み焼きにしましょう。」と言えば、次のデートの約束までできてしまいます。
選択肢を提示し、エスコートの土台を作る
デートの日、さまざまなリサーチをして、お店やデートコースを各項目ごとに3~4つほどピックアップしておきましょう。
選択肢を与えてあげると、女性は遠慮なく答えやすくなります。あなたの適度な気遣いやリーダーシップとエスコート力はきっと高く評価されるでしょう。
さらに、「なぜそれを選んだか」という理由をひと言添えると、あなたの優しさと「相手に対する特別感」もアピールできます。
例:「このイタリアンがいいな。君が好きそうな窓際の席があるから」
女性が行きたいお店を決めている場合、タイミングや言い方によっては、女性の意見を否定していることになってしまいます。
「そのお店は次のデートで行きましょう」に言い換えると、自然に次回アポへつながります。
また、付き合いが浅いうちはもちろん、相手がすでに気乗りしないことだとわかっている場合、相手の意見を尊重しお互いに相談してから決定することが大切です。「これはどうかな?」と必ず相手の意見を聞くクッション言葉を添えましょう。
できない時は正直に共有し、親密さに変える
もし、あなたがこれまで全て相手に合わせてきたとすると、女性へ意思表示したりデートの提案をすることに慣れてないかもしれません。
不慣れなことやできない・わからないことを隠して知ったかぶりをすると、不信感につながり、逆効果になってしまいます。
色々調べたけど選びきれなかった…そんなときは、正直に「色々調べたけど、どこがいいか迷ったんです。」と正直に話しましょう。
ここやあそこのお店良さそうだと思ったけど多すぎて…と走り書きのメモを見せながら、「一緒に選びませんか?」というと、女性は自分のためにけなげに探してくれた思いやりに感動もします。
男らしさを求める女性ではありますが、あなたの不慣れな様子を見てクスっと笑顔も漏れるでしょう。逆に、守ってあげたいという気持ちも浮かんできます。
不慣れさの共有は弱点ではなく、信頼と親密さの起点になるんです。
優しすぎる男性が選ぶべき婚活スタイルとは
優しすぎる男性・気を使いすぎる男性は、駆け引きやスピード重視のマッチングアプリや、出会い系サイトよりも、「一人ひとりを丁寧にサポートしてくれる環境」の結婚相談所での婚活がおすすめです。
たとえば、カウンセラーの手厚いサポートがある結婚相談所なら、さまざまなアドバイスをしてくれます。
- あなたの性格や価値観に合わせて紹介してくれる
- デートへの誘い方、どのように接すればいいのかアドバイスをくれる
- デートプランの相談にものってくれる
- 実際の会話などからフィードバックももらえる
- デートへ着ていく服装などTPOの提案も
- プロポーズのタイミングを教えてくれる
「弱み」ではなく、優しさを「信頼される魅力」に変えていくには、こうしたサポート型の婚活環境を選ぶのがいちばんの近道です。
さいごに:優しさを隠す必要はない、磨けば“武器”になる
このようにお話してきましたが、あなたの優しさは決して弱みではありません。優しさの表現の仕方を少し変えるだけで女性の心にスーッと自然に響いていきます!
- 相手を尊重しつつ、自分の意見も言う
- 気を使いすぎず、自然体で関わる
- 女性をリードする努力をしながら、できない時は共有する
そして、頑張りすぎず、心に余裕を持つこと。
これらを意識すれば、あなたの優しさは必ず伝わります。
そして、その魅力を理解してくれる相手に出会える場所を選ぶことが、婚活成功の第一歩です。
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える(婚活アドバイザー・心理カウンセラー)