お互い気遣いすぎるカップル「究極の癒し関係」か「実は最悪か」気疲れを減らすための3つのルール

男女どちらも気遣いすぎる、お互いに過剰に気遣いあうカップル。嫌なことがあっても黙りあってケンカもできない。本音を言えない関係…これでいいのかな?

仲良くできてはいるんだけど、お互いになぜか「疲れた」と感じているかもしれません。

気を使い過ぎるカップルは、うまくいくのか?どうすれば気疲れを減らすことができるでしょうか。

える
この記事は、気を使いがちな性格の50代男性を中心にした婚活の悩みに寄り添う、中高年の婚活サポート専門、恋愛・婚活アドバイザーの「える」が執筆・監修しています。プロフィール

お互い気遣いするカップルは「究極の癒し関係」である

実を言うと、お互いに気を使いすぎるカップルは「世界一優しい、究極の癒やし関係」です。

なぜなら、一般的なカップルには真似できない、高い共感力で成り立っているからです。

「察する力」が高い二人だからこその安心感

お互いに気を遣いあえるカップルは、「小さな思いやりさえもてないの?」と不満を抱える必要がありません

  • 「あ、今ちょっと疲れてるな」と察することができ、何も言わずに温かい飲み物を出したり、会話を止めて静かな空間を作ってあげることができる
  • 相手が選んだお店「あまり好きじゃない味」だなと思っても、笑顔で「美味しいね」と返せる。相手の好意を無下にしない

相手が何に傷つき、何を嫌がるのか。それを言葉にしなくても、空気を読んで気遣いあえる。繊細で優しい心を持つ者同士だからこそ成せる業です。

お互いが「相手を不快にさせない」という共通のゴールに向いているため、そこには静かで穏やかな時間が流れます。

「否定されない」という絶対的な安全性

自分の意見を押し付けてくる人が多い中、自分と同じように一歩引いて相手を立てるパートナーは、砂漠の中のオアシスのような存在です。

  • 自分の失敗談を話しても、「それは君が悪いよ」と正論で責められることがなく、「大変だったね」と気持ちに寄り添ってもらえる
  • 少しマニアックな趣味を打ち明けても「変なの」と笑われることがなく、尊重してもらえる

「これを言ったらどう思うんだろう」という不安が、お互いにわかるからこそ、相手を頭ごなしに否定することはありませんよね。

この「否定されない安心感」は、恋愛や結婚で傷ついてきた人にとって、何にも代えがたい救いになります。

「鏡合わせ」の優しさが生む心地よさ

あなたが相手を思いやれば、相手もそれ以上の優しさで返してくれる。この「優しさのキャッチボール」は、お互いの心に静かに寄り添い合う心地よい関係が築けます。

  • サッと家事を手伝うと、後で「さっきは助かったよ、ありがとう」と、お返しに自分の好きなスイーツを買ってきてくれる
  • 自分が相手の体調を気遣うと、「あなたこそ、いつも頑張りすぎだから休んでね」と、倍の優しさで労わってもらえる

ここには、心理学でいう「返報性(もらった分を返したくなる心理)」がもっとも良い形で働いています。

「自分を後回しにする癖」がある人にとって、投げた気遣いが倍になって返ってくる体験は、「自分には大切にされる価値があるんだ」という自己肯定感を満たしてくれる、何よりの癒やしになるんです。

える
この心地よさは、ただの遠慮ではなく、お互いの魂をいたわり合うような尊いもの。今まで強引な相手に振り回されてきた人ほど、「やっと出会えた」と深い安心感に包まれます。

実際に、気を使う繊細な性格の男女が、再婚でうまくいったケースもあります。


気を使いすぎる男性が「無理をしなくても安心できる女性」の特徴はこちら

ではなぜ疲れるのか?実は「最悪な関係」かも

お互いに思い合っているはずなのに、なぜか会った後に疲れが出る。その違和感は、相性が合っているようであっていないということかもしれません。

実は、気を使いすぎる関係のまま放置すると「お互いの精神を削り合う関係」という最悪の恋人同士になる可能性もあります。

「鏡合わせ」の気遣いは、終わりのない「接客」

お互いが気を使いすぎている状態は、まるで「ガラス越し」に接しているようなものです。あなたが丁寧に接すれば、相手もそれ以上の丁寧さで返さざるを得なくなります。

これを心理学では「投影同一視」と呼びます。相手の中に「無理をして気を使っている自分」を映し出し、それに応えようとしてさらにお互いが引けなくなる悪循環になるんですね。

大好きな人といるはずなのに、どこか「仕事の接客」をしているような疲れを感じる。そんな「透明な壁」を築き合っているうちは、何年一緒にいても孤独が深まるだけかもしれません。

「気遣い」が積み重なり、ある日突然決壊する

「嫌だと言ったら悪いから」と本音を飲み込み続けると、心の中に「我慢のダム」を建設しているのと同じこと。

健全な関係には適度なケンカが欠かせません。そのガス抜きがないカップルは、ある日突然、たった一つのきっかけでダムが決壊します。

「ケンカもしない仲良し」だったはずが、「突然の別れ」を迎えてしまう結果を招くかも知れないんです。

その気遣いは、相手を「信じていない」のと同じこと

「これを言ったら相手は傷つくだろう」という過剰な気遣いは、実は相手を「それくらいのことで壊れる弱い存在」だと見下しているのと同じことになります。

本当の信頼関係とは、ネガティブな感情をぶつけあい、弱さを見せても受け止めてくれるという確信の上に成り立ちます。

今のままでは、お互いを「信頼」し支え合っているのではなく、ただ「期待に応え合っている」だけの関係になってしまいます。

「最高のカップル」になるためには、我慢しすぎないことも重要です。

自信がなさすぎるカップルの異常な気遣い

実は、お互いに「こんな自分と付き合ってくれている」と、自信がなさすぎて気遣いしすぎるカップルもいます。

何度かそういう男女のお話を聞いたことがあるのですが、いつも「こんな自分なのに…」と彼氏・彼女に「申し訳ない」という罪悪感を抱えている方です。

いつ嫌われてしまうかわからないから、もっと好かれる努力をしなきゃいけないと、常に全力疾走している状態です。

周りから見れば、ちょっとした笑い話のように感じますが、本人たちには深刻な悩み。ですが、これもやはり「相手を信じることができていない」証拠なんです。

自分を卑下することは、「あなたを選んだ相手のセンスを否定している」のと同じ。「あなたの趣味(私を選ぶこと)はおかしい」と言っているようなものです。

それは、愛する相手に対して、かえって失礼なことですよね。そのようなカップルも、究極か最悪かに分かれてしまうでしょう。

気遣いすぎるカップルが「本当のパートナー」になる3つのルール

「究極の癒し関係」をもつ、せっかく仲良しの2人です。「本当のパートナー」になるために、3つのルールを作りましょう。

自分を認め、対等な関係を築く

気を使い過ぎる人は、自分に自信がない傾向にあります。

自分を認め「私なんて…」と自分を低く見積もらず、自分の感情や価値観を、相手と同じくらい大切に扱いましょう。自信をもって自分軸をしっかり持つんです。

自分の価値を他人の評価に委ねない「自己受容」は対等な関係をつくる土台になります。

あなたが自分にOKを出せるようになると、嫌われる恐怖からの無駄な気遣いでエネルギーを消耗することもなくなります。

自分はどうしたいか?お願いし合う

相手のことを一番に考えてしまうのも「気を使いすぎる人」の特徴です。

まずは、自分と意見が違う場面で「自分はどうしたいのか?」「お願い」という形で伝えてみましょう。

相手はこれイヤだろうな…ではなく「自分はこうしてみたいな。でも、あなたはどう思ってる?」と聞くんです。

本音を言い合って、相談する。どうしても決められないなら、毎回「あみだくじ」をしてみましょう。意見を出し合うプロセスが、よりお互いを尊重していることになりますよ。

弱い自分を見せる

「しっかりした自分」ではなく、「ダメな自分」「疲れている自分」を見せましょう。

相手に気遣った方がいい場面でも、自分ができない時は、素直に「こうしてあげたいと思ってるけど、ごめん。今ちょっとしんどいの。」と一言言うだけです。

この「弱さの鏡合わせ」が、二人を「距離のある他人」から「本当のカップル」へと変える魔法になります。

話し合えないカップルの場合でも、あなたが弱さを見せれば、相手も「あ、私も弱音を吐いていいんだ」と安心するかもしれません。

さいごに

仲が深まらないままか、「本当のパートナー」になるか。疲れを感じているあなたは今、その分かれ道に立っています。

付き合いが浅い頃は、いい関係でいられますが、「過剰な気遣い」は長くなるほどお互いに負担をかけてしまいます。

少しずつ素を見せ合って、絆を深めていきましょう。

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