50代になると、もう再婚は難しいのかな……と感じているでしょうか?
いいえ。実際には、毎年たくさんの50代が再婚しています。
この記事では、50代の再婚率やお相手の年齢、再婚がうまくいく人の共通点、失敗しやすいポイント、後悔を防ぐための準備などを、わかりやすくまとめました。
50代男女のための再婚ガイドです。

データで見る50代からの再婚率や件数・相手の年齢
「50代からの再婚はもう遅いかもしれない」そう思ってしまう人は少なくありません。
でも実際には、毎年たくさんの50代が再婚しています。統計データでも、50代の再婚は年々増え続けていて、珍しいことではないんです。
50代の再婚率
統計によると、50代の再婚率は以下のようになっています。
50代で結婚する人のうち、75%(約4人に3人以上)が再婚です。
そして、離婚を経験した50代のうち、5年以内に再婚する人の割合もあります。
もう一度、誰かと笑い合いたい。安心できる相手と日々を積み重ねたい。そんな気持ちを持つ50代がこんなにいるんですね。
50代の再婚件数とお相手の婚姻歴
次に「どれだけの50代が再婚しているか」ご紹介しますね。
お相手の女性(妻)・お相手の男性(夫)が、初婚か再婚かも組み込んでいます。
※2021年となっていますが、現在最新の情報です。
| 年 | 50代男性の再婚(50~59歳) | 50代女性の再婚(50~59歳) | ||
|---|---|---|---|---|
| 総数 | 相手(妻)の初婚/再婚 | 総数 | 相手(夫)の初婚/再婚 | |
| 2021年 | 13,858件 | 初婚:8,198件 | 14,582件 | 初婚:7,823件 |
| 再婚:5,660件 | 再婚:6,759件 | |||
| 2010年 | 11,847件 | 初婚:7,624件 | 11,154件 | 初婚:5,907件 |
| 再婚:4,223件 | 再婚:5,247件 | |||
| 2005年 | 10,696件 | 初婚:6,913件 | 10,676件 | 初婚:5,431件 |
| 再婚:3,783件 | 再婚:5,245件 | |||
| 1980年 | 7,576件 | 初婚:4,953件 | 6,864件 | 初婚:3,501件 |
| 再婚:1,528件 | 再婚:3,363件 | |||
表からわかるように、50代の再婚件数は増加していて、1980年から見ると倍近くにもなっているのがわかりますね。
また、再婚をする50代には「初婚の相手」「再婚の相手」両方の出会いがある、ということもわかります。
「50代は相手がいない」というイメージがありますが、実際のデータを見ると、初婚の相手と結ばれているケースも多く、50代からの再婚のチャンスはしっかり存在しているんですよ。
50代の再婚相手の年齢は?
では、次に50代で再婚する人の、お相手の年齢を表にしてみました。
もっとも多いのは、50代男性は「年下~同年代」、50代女性は「同年代~年上」になっていますが、ここで注目してほしいのは、幅広い年齢層との再婚がしっかり成立していることです。
| 年 | 相手の年齢階級 | 夫の再婚(50~59歳) | 妻の再婚(50~59歳) |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 総数 | 13,858件 | 14,582件 |
| 39歳以下 | 3,046件 | 508件 | |
| 40~49歳 | 5,561件 | 2,321件 | |
| 50~59歳 | 4,057件 | 5,856件 | |
| 60歳以上 | 1,194件 | 5,897件 |
50代男性も女性も「相手が限られるわけではない」「まだまだ需要がある」ということです。
一昔前に「美魔女」という言葉も流行りましたね。「イケオジ」というフレーズもあるように、50代は経験・品格・落ち着きが魅力になる年代です。

50代での再婚が増えている5つの理由
では、なぜ男女ともに50代での再婚が増加しているのでしょうか。理由は大きく5つあります。
- 離婚・再婚への社会的な偏見や抵抗が昔よりなくなり、再婚が「普通の選択肢」になった
- 結婚相談所やマッチングサービスが一般化し、中高年層でも出会いの機会が劇的に増えた
- 経済的基盤が安定しているため、新たな生活への不安が少なく、パートナーとして高い需要がある
- 子育てや仕事が一区切りつき、「余生を共に過ごすパートナー」を探す需要が高まった
- パートナーに求めるものが「若さ」から「安心感」「誠実さ」「落ち着き」へと変化し、経験が評価されるようになった
そして、50代の男性は、若い頃よりも感情のコントロールができ、相手を尊重できる人が多い年代でもあります。それが、女性にとって大きな安心感になるんです。
一方、50代女性も若い世代にはない落ち着きや包容力・共感力、そして滲み出る色気など多くのものを兼ね備えています。
実際、結婚相談所でも50代の成婚率は初婚よりも再婚の方が高く、「落ち着いた関係を築けている」という声も増えているんですよ。

【男女別】50代で再婚がうまくいった人の例
再婚を現実のものとするためには、若い頃の婚活とは違う50代ならではの視点と覚悟が必要です。実は、再婚できない方も多いのが「50代の再婚の現実」です。
以下は、50代からの再婚でうまくいく人の共通点です。
- 清潔感や健康的な印象がある
- 心のつながりを重視している
- 自分を隠さない・自然体で向き合う
- 経済的な話し合いができる
- 相手と自分の家族への配慮と理解がある

【50代で再婚できた男性の例】
こちらは、53歳で再婚した男性のケースです。
年収は50代の平均ゾーンの600万、外見は普通、趣味ゼロ、子どもあり、20年以上ひとり暮らし。「もう無理だろう」と諦めていた時期もありましたが、1年2か月の婚活で成婚退会しました。
お相手は54歳、1つ年上の初婚女性です。
この男性がうまくいった理由は、特別なスペックではなく、次のポイントでした。
1. 清潔感を改善した
体臭対策・髪型や服装などの身だしなみ、肌や歯石取りや歯のクリーニングなど、「不快感ゼロ」に徹底。若作りではなく、清潔感と健康的な印象を整えたことで、お見合いの成功率が大きく変わりました。
2. 「居心地の良さ」と寄り添う姿勢
否定しない会話、穏やかな雰囲気、価値観の一致など、相手を尊重する姿勢が決め手に。「若さ」や「見た目」より「安心感と誠実さ」が結婚の決定打になりました。
3. 自分を隠さず、等身大で向き合った
趣味ゼロ、特技なし、派手さもない。それでも無理に盛らず、等身大の自分を見せたことで「一緒に何か作っていける関係」が生まれました。虚勢より誠実さが信頼に繋がります。
4. 現実的な話し合いをした
娘との関係、親の介護、老後資金、生活費、年金など、50代再婚には欠かせないテーマを早い段階で共有。「恋愛」より「人生の共同経営」として捉えたことで安心感が生まれました。
5. すぐに結果を求めず、複数回会って判断
最初のデートではピンと来なくても、担当アドバイザーの助言で数回会ってみたところ印象が変化。「第一印象がすべて」ではなく「理解していく婚活」が成功の鍵になりました。
趣味がないことにコンプレックスがありましたが、お相手の女性は「これから一緒に見つけましょう」と提案してくれたのだそう。お互いに寄り添い合い、自然な流れで成婚へと進んでいます。

【50代で再婚できた女性の例】
次は、58歳で再婚した女性のケースです。
年収は300万円弱、子どもあり(社会人・自立済み)、離婚歴あり(夫の浮気が原因)、長年一人暮らし。
婚活パーティーやマッチングアプリに参加しても、同じ男性ばかりで新しい出会いがなく、心が折れそうになる時期もあったと言います。
それでも、1年8か月の婚活で、価値観がぴったり合う男性と成婚退会しました。
この女性がうまくいった理由は、次のポイントです。
1. プロ撮影の写真で出会いが動き出した
スマホのタイマーで「自撮りに見えない写真」を頑張っていましたが、結果が出ず苦戦。思い切って結婚相談所提携スタジオで撮影したところ、表情や明るさが改善され、価値観マッチングで出会いが一気に動き出しました。女性も男性も、プロフィール写真は、50代再婚の大きな転機になります。
2. 断られ続けてもやめなかった
同じ男性が毎回いる婚活パーティー、申し込みゼロ、断られ続き。1年が過ぎた頃、心が折れそうになっていたそうです。それでも「やめたら終わり」と自分に言い聞かせて継続した結果、6人目の男性と交際がスタート。50代の再婚は、スピードより「継続」が勝ちます。
3. 相手の家族を理解し、現実的に受け入れた
お相手の男性のお母様が認知症気味で迷いがありましたが、「あなたへの負担も第一に考えていきたいと思っている。一緒に支えていって欲しい」という彼の誠実な姿勢に納得。当面は同居で、将来的にはお母さまの安全を考慮しグループホームを検討するなど、お互いに歩み寄って話し合えたことが安心につながりました。
4. 相手の短所を「尊重」として受け止めた
決定打をくれない、少し頼りないと感じる瞬間もあったと言います。でも「尊重してくれている」「意見を押し付けない優しさ」と受け止めたことで、関係は安定。物足りない時は、「こうしてほしい」と伝え導いたのだとか。「男は育てるもの。子育てと一緒よ」と笑って話していた亡きお母さまの言葉が思い出されたそうです。
5. 健康的な食生活や運動
一度浮気をされた経験があるからこそ、健康的な食生活・運動も心がけ、スタイル維持に努力したそう。若作りに見えないシンプルなメイクなど努力しYouTubeなどで勉強も欠かさなかったと言います。
シミや毛穴が目立つと気にしていましたが、お相手は「そんな部分も君の一部だから」と言ってくれたそうですよ。

50代の再婚活動でうまくいかない失敗パターン

50代の再婚は、若い頃とはまったく違うステージです。「結果が出ない」という人には、共通する「つまずきポイント」があります。
1. 条件ばかり見て、内面を見ようとしない
「若い人がいい」「見た目がタイプじゃない」「理想の条件と違う」 この基準で押し通してしまうと、本来出会えるはずの相手を自分で減らしてしまいます。
50代は、ゆっくり話して、価値観や居心地を確かめる婚活の方がうまくいくと考えましょう。
2. 一度のデートで答えを出してしまう
若い頃の恋愛と違い、50代は「じわっと良さが見えてくる」ことが多いと考えてくださいね。
最初の印象が普通でも、数回会うと全然違う印象に変わるケースもあります。「すぐ切る癖」が残っていると、本当に相性が合う人を逃してしまいます。
3. プロフィールが「印象に残らない」
趣味がない、生活が地味、派手なアピールがない…実は50代では当たり前で、恥ずかしいことではありません。
問題は「何も伝わらないこと」です。
例)
・月1回くらい、近場の温泉やドライブに行ってのんびりしたい
・家で手料理を食べて、ゆっくり晩酌できる時間に憧れています
など、「どんな暮らしを一緒にしたいか」を書くとあなたの魅力になるでしょう。
4. 清潔感のハードルを甘く見ている
50代の再婚に「清潔感」「不快にさせない身だしなみ」は絶対条件。
髪、服、靴、体臭などのケアを努力すると、大きく印象が変わり、お見合い申し込みや成立率も上がるでしょう。
5. 現実的な話ができない
介護、老後資金、生活費、子どもの距離感。50代からの再婚は「恋愛だけ」では前に進みません。
ここを話せない人は、相手に「不安」「想像ができない」と思われてしまいます。話し合いが重要です。
6. 気遣いすぎてあなたの良さが伝わらない
良かれと思って気遣いしているつもりが、「気の使いすぎ」「オドオドしている」「リラックスできない」などと感じさせてしまうことも多い失敗パターンです。
気を使いすぎると裏目に出て嫌われる可能性があります。頑張りすぎには注意が必要です。
7. 落ち込む→やめる→再開→落ち込むを繰り返す
50代からの再婚は、若い世代より時間がかかります。行動を止めた瞬間に、出会いはゼロ。続けた人だけが、現実の結果にたどり着きます。
再婚の婚活疲れで多くの方が悩みを抱えていますが、無理せず等身大でゆったり活動しましょう。
では、婚活のスタートに立つことができる最低限の準備を以下で見ていきましょう。
「こんなはずじゃなかった」50代の再婚で後悔しないための3つの約束
若い頃と違い、50代の再婚は「想像と違った」という後悔が起きやすいステージです。
再婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔を招きやすいのは、以下の3つのテーマに関する話し合いが不足しているケースが多い傾向です。
- 子どもや家族(連れ子との関わり方・距離感、成人した子への報告)
- お金の問題(生活費・老後資金・年金・相続)
- 生活スタイルと老後像(働き方・住まい・家事の分担)
この3点を曖昧にせず、言葉にして共有すると、再婚後の不安は大きく減るでしょう。しっかり話し合いましょう。
子どもや家族の問題
子どもが成人していても、再婚となると複雑な感情を持つことがあります。また、親の介護や実家との距離感は50代の再婚における重要な課題です。
「再婚=本人同士だけの問題」ではないため、特に連れ子との関係や親の世話について、感情的にならずに話し合っておく必要があります。
- 成人した子へは、同意を求めるのではなく「丁寧な報告」を基本に
- 連れ子には、無理に距離を縮めず「安心できる大人」として接する
- 親の介護や見守りについて、負担にならない範囲で事前に共有する
- 会う頻度や呼び方、金銭支援の範囲は、できるだけ言葉で共有する
「急に家族になろう」と頑張りすぎない方が、結果的に良い関係が築けます。
お金の問題
50代は、恋愛感情だけで進めてしまうと、生活の中でズレが生まれやすい年代です。「なんとなく大丈夫」ではなく、見える形にしておくことで安心できます。
- 生活費・貯金・保険・年金の見込みをざっくりリスト化
- 家や保険の名義、相続関係は早めに整理しておくと安心
- 不安があれば、結婚相談所や保険会社の「無料ファイナンシャルプランナー(FP)相談」を頼るとスムーズ
2人だけで話すと気まずいテーマほど、第三者に入ってもらうと揉めずに進みやすくなりますよ。
生活スタイル
結婚生活は、特別なことより「ふだんの暮らし」が中心。無理を重ねるより、お互いが心地よく過ごせる形を選んだ方が、長く幸せが続きます。
- 仕事時間、家事分担、実家との距離感、休日の過ごし方を話し合っておく
- 我慢ではなく「続けられる仕組み」を優先(家事の分担やルールを作る)
- 健康診断、運動、睡眠など、健康を守る習慣を共有すると安心

50代からの再婚を叶える出会い方
それでは、50代の男女が再婚するための出会い方、3つの方法をご紹介しますね。
| 項目 | 結婚相談所 (仲人型推奨) |
パーティー ・街コン |
再婚向け 婚活アプリ |
|---|---|---|---|
| 強み | 安全性・本気度が最高 仲人が家族問題も調整 |
一度に大勢と会える 再婚限定企画が狙い目 |
安価で効率的 スマホで24時間探せる |
| 費用 (1年目安) |
30万〜50万円 手厚いサポート代 |
数万〜10万円 1回5千〜8千円程度 |
年間2万〜4万円 ※長期プラン利用時/月額4千円前後 |
| 注意点 | 柔軟性が必須 仲人の助言を聞けるか |
顔ぶれが固定化 積極的な移動が必要 |
見極めが必要 既婚者等の紛れ込みに注意 |
| 向く人 | 1年以内に決めたい 相談しながら進めたい人 |
会って話したい 社交的な人 |
自分のペースで 安く出会いたい人 |
自分に合ったもの、活動しやすいツールを選びましょう。

さいごに
50代からも再婚で「一人で生きる」より「誰かと支え合う」時代です。
- 子どもが独立した
- 仕事の区切りが見えてきた
- 老後のパートナーがほしい
50代は、人生の後半をどう生きるかを考え始めるタイミング。婚活のスタートに立つことができる最低限の準備を以下で見ていきましょう。






















